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2015/12/05
スマスリ続編は年明けから・・・

あっという間に年末になってしまいました。
みなさまウォーキングやトレッキング。ハイキングしてますか?

この3月で連載をいったんお休みさせていただき、少し充電期間をいただいてから装いも新たに再開させようと思っていたんですが、もう9ヶ月もたってしまいました。そろそろ再開させなくては・・・。

その間も今年はいろいろ記事にしようと行っているんです。首都圏付近のゆる山はもとより、南アルプスや、なんといっても今年は「富士山」にも登りました。ブラタモリも富士山登りましたよね。同じ年に富士山に登れたのは光栄です。

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なので、溜めた記事を一気に年明けから再開いたしますので、もうしばらくお待ち下さい。

「スマートフォンでスリムアップウォーキング」スタッフより

2015/08/08
スマスリ続編準備中・・・

スマスリ続編準備中・・・
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スマートフォンでスリムアップウォーキングも2011年からかれこれ5年目を迎えました。ここ数年は都内のスマスリウォークというよりは、首都圏近辺のゆる山や、本格的な登山にも挑戦を始めています。少々お時間をいただいていますが、もうまもなく新たな「スマスリウォーキング」を始めたいと思いますのでよろしくおねがいします。


2015/03/23
【第101回】三浦でお花見!大楠山ハイキング

■ルート概要:京急安針塚駅⇒塚山公園⇒阿部倉温泉下⇒大楠山⇒前田川遊歩道⇒前田橋バス停
■歩行距離:約10.0km(約4時間30分※休憩含む)
■歩数:約17,000歩
■想定消費カロリー量:約850キロカロリー
■今回のご褒美:お花見と富士山
■タイトル:立春!富士見百景めぐり:武山トレイル
■交通・ルート:
◎スタート地点:京急安針塚駅
◎中継地点:塚山公園・三浦按針塚
◎中継地点:本圓寺
◎中継地点:大楠山登山口交差点
◎中継地点:阿部倉温泉下
◎中継地点:大楠山(頂上241.3m)
◎中継地点:前田川遊歩道
◎ゴール地点:前田橋バス停
■歩行距離:約10.0km(約4時間30分※休憩含む)
■歩数:約17,000歩
■想定消費カロリー量:約850キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:お花見と富士山


自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。前回100回の大台を超え、今回から新たな新境地へと入って参ります。

今回は前回に次いで、季節にも合わせた三浦半島で桜の花見を兼ねたお手軽ハイキングコースをお送りします。それが三浦半島の最高峰「大楠山」です。

大楠山へは、JR田浦駅から始める「塚山・阿部倉コース」、衣笠公園から進める「衣笠コース」、そして反対側の前田橋バス停から登る「前田橋コース」などがあるようです。

今回はJR田浦駅よりも少し南の京急安針塚駅(あんじんづかえき)から塚山公園、阿部倉温泉下を通って、反対側の前田橋バス停に抜ける約10キロのコース。三浦半島最高峰の大楠山をはんさんで、ほぼ三浦半島を縦断するダイナミックなコースです、それでは早速出発しましょう。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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まず安針塚駅から南に向かって変電所の脇を進み、塚山公園を目指します。

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住宅街を進むとけっこうきつい上り坂が続きます。

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スタートから約20分で塚山公園に到着。

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塚山公園は桜でも有名。私が行った時はまだ梅の時期でしたが、今なら素晴らしい桜並木が見れることでしょう。横須賀港方面の眺めも最高です。

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塚山公園には、江戸時代初期に徳川家康に外交顧問として仕えた英国人の「ウィリアムアダムス(日本名:三浦 按針(みうら あんじん))の墓が祭られています。

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公園をあとにして、次は阿部倉温泉(あべくらおんせん)を目指します。なんと奈良時代からある古い温泉場だということです。ハイキング帰りにみなさん寄って行くということなので、反対側から登ればよかったですね。写真は街道沿いのゴルフコース入口付近。

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その先、本園寺の先を左折して「大楠山登山口」交差点に出ます。

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高速のトンネルをくぐると阿部倉温泉下に到着。ここまで公園から約1時間30分、スタートから公園の休憩入れて約2時間。ここを上れば温泉なんですが、我々は大楠山を目指します。

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いよいよここから大楠山ハイキングコース。楽しい山道が始まります。

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シダに囲まれた原生林の世界を木段で上って行きます。

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さらにゴルフ場の脇を上って行くと・・・。

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延々と続く木段。きつーい!ゆっくり上りましょう。

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ということで大楠山頂上に到着。標高241.3m。三浦半島で一番高い山だそうです。塚山公園から約2時間、スタートから2時間30分。

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葉山の海が良く見えます。絶景です。でも残念ながらこの日は富士山が見えませんでした。

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頂上にはレストハウスやらせん階段の展望台などあります。

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頂上でランチが済んだら、前田橋方面に下山です。

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下りは延々と尾根道を下って行きます。特に見るものもないので、黙々と下って行きます。

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下り始めて約1時間15分でふもとに到着、そこからは前田川遊歩道を進みます。

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この遊歩道がめちゃくちゃ楽しいです。川沿いに進んでいくんですが、川を飛び石で渡ったり、けっこうワイルドです。

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素晴らしい滝も見れます。

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そして遊歩道の起点に到着。頂上から約1時間30分。

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そして前田橋バス停に到着、ゴールお疲れ様でした。ここまで頂上から約1時間40分、休憩も含めて安針塚駅から約4時間30分でした。このまま帰宅されるかたはバスでJR逗子駅か京急新逗子駅へ向かってください。

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三浦でお花見!大楠山ハイキング、いかがだったでしょうか。今回のご褒美も富士山やお花見は第一なんですが、バス停から少し足を延ばせばすぐに三浦海岸。海岸沿いのおしゃれなカフェでくつろぐのもいいかもしれません。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2015/03/04
【第100回】三浦でお花見!鷹取山ハイキング

■ルート概要:JR東逗子駅⇒神武寺⇒鷹取山公園(山頂)⇒磨崖仏⇒西友鷹取店⇒京急追浜駅
■歩行距離:約4.0km(約2時間※休憩含む)
■歩数:約6,300歩
■想定消費カロリー量:約310キロカロリー
■今回のご褒美:お花見と富士山
■タイトル:立春!富士見百景めぐり:武山トレイル
■交通・ルート:
◎スタート地点:JR東逗子駅
◎中継地点:鷹取山登山口
◎中継地点:神武寺
◎中継地点:岩場・鎖場
◎中継地点:鷹取山公園(頂上139m)
◎中継地点:磨崖仏(まがいぶつ)
◎中継地点:西友鷹取店(鷹取山入口)
◎ゴール地点:京急追浜駅
■歩行距離:約4.0km(約2時間※休憩含む)
■歩数:約6,300歩
■想定消費カロリー量:約310キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:お花見と富士山


自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。ついに今回でスマスリも100回目。2011年9月から都内をgoogleマップ片手に歩き回り始め、都内をほぼ歩き尽くしたところで首都圏のゆる山ハイキングも採り入れるようになりました。

この100回のコースウォーキングによって、心配された生活習慣病になることもなく、さらに10キロ近いスリム化も実現。登山の楽しさも感じれるようになり、今では山岳ガイドの認定試験を受験するまでに至っています。

このブログを読んでいて、まだウォーキングやハイキングの楽しさを味わったことない方は、ぜひこの100コースのどれか一つでもいいので体験していただいて、爽快な気分を味わっていただければと思います。

今回はその記念すべきコースとして、季節にも合わせた三浦半島で桜の花見を兼ねたお手軽ハイキングコースを2回にわたってお送りします。まず今回はフリークライミングの練習場としても有名な鷹取山を紹介します。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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鷹取山へはいくつかのコースがありますが、今回はJR線東逗子駅から神武寺を経由して登るコースをご紹介します。ちなみに今回はお花見を兼ねたゆる山ハイキングなんですが、取材時は桜はもとより梅すら咲いていなかったので、写真では紹介できませんが、上って行く場所場所に桜の木がたくさんありますのでぜひお花見ご堪能ください。

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駅を出て踏切渡り300mくらい進むと「神武寺、鷹取山登山口」と書かれた二股。ここを右に登って行きます。ここまでスタートから約5分。

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最初は石の平たい階段が続きます。

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そのあとはだんだんと山歩きらしくなっていきます。

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最後に石段を上れば神武寺に到着。奈良時代から続く由緒あるお寺。ここまでスタートから約15分。

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境内に「なんじゃもんじゃの木」というのがあるらしいんですが、見つからないまま薬師堂へ進みます。これは薬師堂の手前にある「晩鐘」。なんと逗子八景のひとつだそうです。

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さらに進むと石段を上って山門をくぐると薬師堂に到着。

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お堂の左わきからいよいよ鷹取山につながる山道に入ります。

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おっと岩がごろごろ。このあたりは鎌倉の地形と同じで岩山のアップダウン。

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岩の切り通し風のところを抜けて・・・

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なんと鎖場まで登場。標高139mのゆる山にしてはけっこうバラエティに富んだトレイルです。

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標高も上がってきて景色も良く見えます。

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そして頂上が見えたと思ったら最後はインディジョーンズ!

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ということで鷹取山山頂に到着。ここまで駅のスタートから約50分。さらに写真に見える展望台に向かいます。

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今日ははっきりと富士山が見えます。

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反対側からはみなとみらいのベイブリッジまで見えます。手前に見えるのが鷹取小学校。

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鷹取山の頂上は公園になっていて水道も完備。今回のコースだと山登り気分ですが、反対側のスーパーの西友からなら5分で登れちゃいます。お待ちかねの桜並木は公園の東屋の両側にあります。

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そしてこの鷹取山のもうひとつの醍醐味は、ロープクライミングの練習場として有名なところ。

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至るところにロープクライミングができる絶壁があります。ここは以前、凝灰岩の採石場だったそうです。古代遺跡に迷い込んだような風景も味わえますね。以前陥落事故が起きて一時入場禁止になっていたことがあったそうですが、地元の皆さんの努力でロープクライミングが安心してできるように柵などを配置させてふたたび再開されたんだそうです。

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クライミングの風景や桜を眺めながらランチのひとときを終えたら、帰りは京急追浜駅方面に下りるんですが、その途中にあるのがこの「磨崖仏(まがいぶつ)」岩を掘りぬいて作られた仏様です。見事です。ここも花見の季節は桜が仏様をあたたかく包み込んでくれています。

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追浜駅までは約40分程度で到着ゴール。お疲れ様でした。三浦でお花見!鷹取山ハイキング、いかがだったでしょうか。今回のご褒美は富士山やお花見もありますが、やはりロープクライミングに挑戦したことですね。いきなり行って誰かに交じって登らせてはもらえないかもしれませんが、みなさん熟練された方々が登ってらっしゃるので、みなさんもぜひナチュラルボルダリングを経験されてみてはいかがでしょう。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2015/02/19
【第99回】立春!富士見百景めぐり:武山トレイル

■ルート概要:京急長沢駅⇒久里浜霊園⇒三浦富士ハイキングコース入口⇒三浦富士⇒砲台山⇒武山(200m)⇒津久井観光農園⇒京急津久井浜駅
■歩行距離:約7.3km(約3時間※休憩含む)
■歩数:約12,000歩
■想定消費カロリー量:約600キロカロリー
■今回のご褒美:三浦海岸沿いの獲れたて回転寿司
■タイトル:立春!富士見百景めぐり:武山トレイル
■交通・ルート:
◎スタート地点:京急長沢駅
◎中継地点:久里浜霊園
◎中継地点:横須賀警察犬訓練所(通研通り)
◎中継地点:三浦富士ハイキングコース入口(浅間神社バス停)
◎中継地点:三浦富士
◎中継地点:砲台山
◎中継地点:武山(200m)
◎中継地点:津久井観光農園
◎ゴール地点:京急津久井浜駅
■歩行距離:約7.3km(約3時間※休憩含む)
■歩数:約12,000歩
■想定消費カロリー量:約600キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:津久井浜の獲れたて回転寿司



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。立春を過ぎて少しづつ春らしさが戻って来ているということで、縁起が良いところに行ってみようと前回に続き「関東富士見百景」の山を特集したいと思います。

前回の「大野山」に続いて今回は三浦半島の富士見百景「武山」を登ります。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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武山へは、京急長沢駅から途中、三浦富士を経由して歩いて登ります。この三浦富士は標識には「富士山」と書いてある場合があるので、こんなところに富士山があるのかと一瞬驚きます。

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長沢駅からは通常のルートマップによれば、東光寺方面に向かい、横須賀警察犬訓練所を経由して三浦富士に登るとあるんですが、私は久里浜霊園の横を通って「通研通り」に出るルートで向かいました。実はこちらのコースはYRP野比駅から三浦富士に登るときのコースのようです。

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ここが久里浜霊園の駐車場。ここを抜けてさらに街道(通研通り)まで出ます。

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ちなみにグーグルマップで「横須賀警察犬訓練所」を検索すると、みなさんが本来ハイキングで通過するべき警察犬訓練所とは全く別の場所が指示されます。これが通研通り沿いの「横須賀警察犬訓練所」です。実はこの警察犬が訓練所が紛らわしいんです。ちなみに良くみなさんが使われている長沢駅から経由するべき警察犬訓練所とそのコースをグレーの線で表示しておきましたのでご参考ください。

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街道沿いの浅間神社バス停を過ぎたところに浅間神社の石碑。この先に「武山ハイキングコース」の入口があります。ここまで駅から約30分。

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入口から山道に入り少し登れば、ここが若宮神社跡。神社の石碑がかろうじて残ってるだけで草ぼうぼう。ここからはシダのけもの道が続きます。

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コース初番からいきなり心臓破りの木段が続きます。

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そのあと分岐を通過すれば、三浦富士山頂に到着。ここは浅間神社奥宮という位置づけのため祠や石塔群が立っています。ここまで駅から50分、ハイキングコース入口から20分。

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三浦富士からの眺めはいまひとつ。これは葉山方面の写真。富士山は木々に隠れてさっぱり見えません。

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三浦富士を越えるとゆるやかな尾根道。なんとバイクもこの山道を通ってます。下から上がってこられるんですね。

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見晴台に到着。ここまで三浦富士から約20分。

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天気は快晴、木々もなく半島の先が良く見えるんですが、富士山は画面のもう少し右側。やはり霧がかかって見えてません。

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なんとこんな山の上にもかかわらず、ネコちゃんが・・・。

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見晴台の裏手に回ると砲台山。ここに第二次世界大戦中には高射砲が据えられていたそうです。

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ここから木段が続きます。ゆっくり上りましょう。武山はもうすぐです。

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武山山頂に到着。ここには公衆便所や展望台などもあります。ここまで三浦富士から約1時間。駅からは約1時間50分経過。

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武山は関東富士見百景の一つ、なので登りに来ました。しかし展望台から眺めても、前回の大野山に次いで残念ながら富士山が見えません。写真の右端くらいに見えるはずなんですが・・・。

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頂上には武山不動院もあります。せっかくなのでお参りしてから京急津久井浜駅方面に下山。

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木漏れ日が美しい良い感じの尾根道を進みます。

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下山から約20分でハイキングコース入口。まわりはミカン畑。

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そのまま進むと「津久井観光農園」の看板。その横に直売所。下山から約30分。

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津久井みかんは小ぶりなんですが皮が薄くてとっても甘いです。

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ということで、京急津久井浜駅に到着。ゴール、お疲れ様でした。下山から約50分、スタートから約3時間の道のりでした。

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立春!富士見百景めぐり:武山トレイル、いかがだったでしょうか。今回のご褒美は津久井浜の獲れたて回転寿司ということで海岸沿いにある「魚敬」さんにおじゃましました。

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「今日の獲れたて魚にぎり4種盛り」でこの日のメニューは「寒ブリ」「スズキ」「スルメイカ」「なめろう」などなど獲れたてづくしの握り寿司のオンパレード。回転寿司とは思えないほど新鮮なお寿司をたくさんいただけました。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2015/02/05
【第98回】立春!富士見百景めぐり:大野山トレイル

■ルート概要:山北駅⇒樋口橋⇒共和小学校⇒地蔵岩ルート入口⇒大野山⇒十字路⇒都夫良野頼朝桜⇒谷峨駅
■歩行距離:約11.0km(約4時間30分※休憩含む)
■歩数:約16,000歩
■想定消費カロリー量:約800キロカロリー
■今回のご褒美:山崎さんちのナチュラルジャム
■タイトル:立春!富士見百景めぐり:大野山トレイル
■交通・ルート:
◎スタート地点:山北駅
◎中継地点:樋口橋(とよぐちばし)・カフェリーフス
◎中継地点:古宿・深沢分岐
◎中継地点:共和小学校
◎中継地点:地蔵岩ルート入口
◎中継地点:イヌクビリ
◎中継地点:大野山山頂(標高723m)
◎中継地点:十字路(山崎さん無人売店)
◎中継地点:都夫良野(つぶらの)頼朝桜(公衆トイレ)
◎中継地点:ハイキングコース入口
◎ゴール地点:谷峨駅
■歩行距離:約11.0km(約4時間30分※休憩含む)
■歩数:約16,000歩
■想定消費カロリー量:約800キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:山崎さんちのナチュラルジャム



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。2月に入ってもまだまだ寒いですが、立春も過ぎて少しづつ春の気配を感じる今日この頃、春から縁起が良いところに行ってみようと今回と次回の2回は「関東富士見百景」の山を特集したいと思います。

関東富士見百景と言えば、茨城の筑波山から始まって、千葉の木更津、都内の富士見坂、神奈川は大磯 照ヶ崎海岸、そして山梨は山中湖畔など、あらゆる場所から100ヶ所が選ばれていますが、その中で山の頂上は実は少ないんです。

だったらご利益もありそうだ・・・ということで都内から日帰りできる手ごろな富士見百景の山をピックアップしてみました。今回は神奈川県の丹沢大山自然公園に属する「大野山」を登ります。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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大野山(おおのやま)へは、JR東海道線で国府津駅、御殿場線に乗り換えて山北駅下車。駅から歩いて登る方法と、駅前から大野山入口バス停または登山口バス停までバスで行く方法があります。またおとなりの谷峨(やが)駅から登る方法もあります。お好きなコースを選んでください。私は山北駅から古宿経由ルートで登り、下りで谷峨駅に向かうコースを取ってみました。ではスタートしましょう。

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山北駅は北側のロータリー側に出て線路沿いに西に向かって歩きます。

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道なりに進むと246号線に出ますが脇の側道を進むとトンネルが見えてきます。このあたり「川村関所跡」とあります。江戸時代の守り固めとして箱根の関所などと並ぶ東海道の関所のひとつがここにあったようです。

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トンネルを出たところが「大野山入口バス停」。これを右折してゆるやかな坂を上って行きます。ここまでスタートから約20分。

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「カフェリーブス」を越えてゆるやかな上りを過ぎ、高速をくぐった先も標識通り進むと、上りの古宿経由と迂回の深沢経由の分岐。これを深沢経由で行けば大野山登山口バス停を通ってゆるやかな上り。古宿経由を行くとちょっと健脚向き。私は古宿経由で上って行きました。ここまでスタートから約40分。

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この先、民家の脇をくねくねと上り、ミカン畑の分岐を左側に進みさらに坂を上れば、スタートから約1時間で共和小学校に到着。

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かなり上って来たので、景色も眼下に山北町が見えるほどになっています。

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さらに約10分、スタートから1時間10分くらいでお待ちかねの「地蔵岩ルート入口」です。ここからいよいよ登山らしい山道になっていきます。

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手すりがついているほど道が細いところあり。

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鎖がついている場所もあります。とにかく道幅が狭いです。1メートルないところもあるので足元を注意しながら進みます。

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いよいよ右側に草原が見えたかと思ったら・・・

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出ました!日本版ココヘッド!!(ハワイのオアフ島にあるトロッコ電車の枕木を歩いて上るベリーハードなコース=>見たい方はこちらへ)延々とつづく木段に思わず見とれます。

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ここが東京スカイツリーと同じ標高の634m(ムサシ)なんだそうです。あともう少し。

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ということで約20分の木段上りを終えれば頂上まわりの草原に出ます。ここまで地蔵岩ルート入口から約1時間、スタートから約2時間経過。

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頂上まわりは大きな公園になっています。少し下ったところには牛の放牧もされているようです。

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イヌクビリの分岐点を過ぎてついに到着、大野山山頂、標高723m。地蔵岩ルート入口から約1時間10分、スタートから2時間15分。

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今回の目的は「富士見」。大野山は関東富士見百景のひとつにもなっているので、楽しみにしてきたんですが・・・残念、今回は雲に覆われていて見えません。なので点線でそのお姿をイメージしてみました。みなさんはぜひ晴れた日に登ってくださいね。

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頂上の北側には丹沢湖が見えます。けっこう霧が出てきて寒いのでおにぎり食べたらすぐに下山です。

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牧草地を下っていきます。眺めは抜群なんですが、とにかく富士山が見えない。

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こちらのコースも634mの標高の所に目印がついてます。ここまで頂上から約30分。

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このあたりは鹿の生息地だそうで、上に登って怪我をしないように鉄柵で覆われています。

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段々畑を下りてくると山北方面と谷峨方面の分岐でもある十字路と呼ばれる場所に到着。ここに山崎さんちの無人販売店があります。

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籠の中には地元でとれたみかんやカリンで作ったジャムや野菜が・・。みんな100円とかめちゃくちゃ安い!ここまで下山してから約1時間。

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さらに下りていくとようやく舗装道路に出ます。ここに山小屋風トイレ。ここが
天然記念物にもなっている都夫良野(つぶらの)頼朝桜と呼ばれる場所。でも桜がどこにあるのかさっぱりわかりません。

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頼朝桜のすぐ先に谷峨駅方面への近道の階段を下ると、谷峨駅側から登るときの大野山ハイキングコース入口。ここまで下山始めて約1時間30分。

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最後は山間に囲まれた畑にむけて橋を渡ってぐるっと246号線の立体交差を越えていけば・・

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とってもかわいい無人の谷峨駅に到着、お疲れ様でした。下山してから約2時間、スタートからは実に4時間30分でした。

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富士見百景めぐり:大野山トレイル、いかがだったでしょうか。今回のご褒美は無人売店で買った山崎さんちのジャム、甘さ抑えめでとってもナチュラル。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2015/01/23
【第97回】新春!大菩薩嶺トレイル(後編)

■ルート概要:上日川峠⇒福ちゃん荘⇒大菩薩峠⇒大菩薩嶺⇒丸川峠⇒番屋茶屋バス停
■歩行距離:約10.0km(約6時間※休憩含む)
■歩数:約20,000歩
■標高差:上り:約460m、下り:約1160m
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー
■今回のご褒美:丸川荘で高原のコーヒー
■タイトル:新春!大菩薩嶺トレイル(前編)
■タイトル:新春!大菩薩嶺トレイル(後編)
■交通・ルート:
◎出発駅:JR中央本線・甲斐大和駅
◎スタート地点:上日川峠・ロッジ長兵衛(標高約1600m)
◎中継地点:福ちゃん荘
◎中継地点:富士見山荘
◎中継地点:大菩薩峠(標高1897m)
◎中継地点:賽の河原
◎中継地点:雷岩(福ちゃん荘分岐)
◎中継地点:大菩薩嶺山頂(標高2057m)
◎中継地点:丸川峠(丸川荘)
◎中継地点:雲峯寺
◎ゴール地点:番屋茶屋バス停(大菩薩嶺登山口)(標高約900m)
◎到着駅::JR中央本線・塩山駅
■歩行距離:約10.0km※実測値(約6時間※休憩含む)
■歩数:約20,000歩
■■標高差:上り:約460m、下り:約1160m
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:丸川荘で高原のコーヒー



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。新年最初のウォークは日本百名山のひとつ、大菩薩嶺トレイルを前編・後編の2回に分けて紹介しています。今回はその後編。

首都圏から日帰りで行ける日本百名山と言えば、筑波山とこの大菩薩嶺。中でもこの大菩薩嶺は、草原の尾根道を辿って富士山や南アルプスの絶景が延々と続き、その上標高約1600mの峠まではバスで行けちゃうとあって、ベテランはもとより初心者の方々にも絶大な人気を誇るコースとなっています。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

前編では大菩薩峠を抜けてようやく風も収まり、雷岩でランチをしたところまででしたね。ここまでの疲れを癒したところで、日本の百名山「大菩薩嶺」に向かいます。

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最初は少し下り坂。でも大菩薩嶺山頂は今歩いてる場所より高いのでそのあとまた上りが待っています。

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雷岩から約10分、大菩薩峠から約1時間、スタートから約2時間で遂に大菩薩嶺(標高2057m)に到着です。私にとっては筑波山に次ぐ2番目の百名山制覇。これだけ簡単に登れる百名山はこれで終わりです。あとここは皆さんご存知のように特に眺望などもありません。記念撮影がすんだらすぐに下山開始しましょう。

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下りは今回は丸川峠を経由して塩山方面に進みます。このコースはあまり変化もなく結構長い道のりですので、健脚好きでない方は、雷岩まで戻って唐松尾根を下るコースをお勧めします。それなら福ちゃん荘まで約1時間で降りれます。写真は下りの途中で撮影した富士山。

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丸川峠に続く下りの尾根道、最初は岩がごつごつしています。

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延々と続く下りの尾根道。続いてはカラマツ林を延々と歩きます。

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少し降りると稜線歩きも楽しめます。

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そして野原のような草原に出ます。

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大菩薩嶺から約1時間で丸川峠に到着。

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ここに休憩場所「丸川荘」があります。大草原の小さな家みたいな感じのところで、おじさんがひとりでコーヒーを入れています。

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コーヒーは毎回豆から引いてくださいます。私はロイヤルブレンドをいただきました。

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体も温まったところで裂石方面(大菩薩登山口バス停)に向けて出発です。

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最初はけっこう険しい下りになっています。岩の滑り台のような場所もあります。濡れているとかなり滑るので注意が必要です。

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1時間くらい進んでも一向に山道を出ません。ここは腹を決めて辛抱強く進みましょう。

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丸川峠から約1時間30分くらいでかなり下りてきた感じになってきます。周りの木々が紅葉を見せてくるんです。紅葉は1000メートルレベルでないとしないんですよね。

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丸川峠から1時間40分くらいで川沿いの道に出ます。

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そしてほどなくして舗装道路になってきます。

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そして丸川峠分岐の駐車場に到着。ここまで丸川峠から約2時間。バス停まであと少し。

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公明石温泉のあるひがし荘を過ぎて・・・

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雲峯寺を過ぎれば・・・

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お疲れ様でした。大菩薩嶺登山口バス停のある番屋茶屋に到着。ここまで丸川峠から実に2時間10分。

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ここから少し歩けば大菩薩温泉があるらしいんですが、丁度タイミング良くバスが来ちゃったのでこのまま塩山駅に向かいました。とりあえずここでゴールです。

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ということで「新春!大菩薩嶺トレイル」、いかがだったでしょうか。ご褒美は登山の醍醐味を分かち合う丸川峠の丸川荘での挽きたてロイヤルブレンドだったんですが、ついうっかり写真撮るの忘れちゃったので、大菩薩峠と大菩薩嶺のペアのバッチで勘弁ください。両方買えるのは大菩薩峠の介山荘のみですのでお忘れなく。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2015/01/12
【第96回】新春!大菩薩嶺トレイル(前編)

■ルート概要:上日川峠⇒福ちゃん荘⇒大菩薩峠⇒大菩薩嶺⇒丸川峠⇒番屋茶屋バス停
■歩行距離:約10.0km(約6時間※休憩含む)
■歩数:約20,000歩
■標高差:上り:約460m、下り:約1160m
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー
■今回のご褒美:丸川荘で高原のコーヒー
■タイトル:新春!大菩薩嶺トレイル(前編)
■交通・ルート:
◎出発駅:JR中央本線・甲斐大和駅
◎スタート地点:上日川峠・ロッジ長兵衛(標高約1600m)
◎中継地点:福ちゃん荘
◎中継地点:富士見山荘
◎中継地点:大菩薩峠(標高1897m)
◎中継地点:賽の河原
◎中継地点:雷岩(福ちゃん荘分岐)
◎中継地点:大菩薩嶺山頂(標高2057m)
◎中継地点:丸川峠(丸川荘)
◎中継地点:雲峯寺
◎ゴール地点:番屋茶屋バス停(大菩薩嶺登山口)(標高約900m)
◎到着駅::JR中央本線・塩山駅
■歩行距離:約10.0km(約6時間※休憩含む)
■歩数:約20,000歩
■■標高差:上り:約460m、下り:約1160m
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:丸川荘で高原のコーヒー



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。新年最初のウォークは日本百名山のひとつ、大菩薩嶺トレイルを前編・後編の2回に分けて紹介したいと思います。

首都圏から日帰りで行ける日本百名山と言えば、筑波山とこの大菩薩嶺。中でもこの大菩薩嶺は、草原の尾根道を辿って富士山や南アルプスの絶景が延々と続き、その上標高約1600mの峠まではバスで行けちゃうとあって、ベテランはもとより初心者の方々にも絶大な人気を誇るコースとなっています。

旅行の検索は、So-netの「So-net冬特集」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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大菩薩嶺へは、都心からJR中央本線で大月駅の3つ先の甲斐大和駅下車。ここからバスで約40分、終点の上日川峠(かみにっかわとうげ)から登ります。途中の小屋平(石丸峠)で下車して石丸峠経由で大菩薩嶺に向かうコースもあり、何組か途中下車する方もいます。今回は上日川峠からまず大菩薩峠に登り、絶景の尾根を通って雷岩、大菩薩嶺、そのあと丸川峠を経由して塩山へ下る定番コースをたどります。

ちなみに上日川峠行きのバスは平日は8時10分、9時50分の2便、週末はこれに9時10分が加わります。(2014年12月現在)リンク:上日川峠行きバス時刻表

これしかないので乗り遅れたらタクシーになります。何人かで荷物が多い場合はタクシーでも確か4、5千円程度なのでそっちのほうが快適かも。バスは立ちになったらかなりきついですからね・・。それではスタートです。

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「上日川峠」(標高約1600m)でバスを降りると、「ロッジ長兵衛」が目の前に。ここで足りないものを揃えたり、トイレを済ませたりできます。

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すぐ横に大菩薩嶺への「登山道入口」があります。

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「福ちゃん荘」までは舗装道路と土の登山道が平行してあります。どちらでも唐松林を通って同じ所に行きますが、やっぱり登山道のほうが雰囲気があります。でも普通に進むと舗装道路に出てしまいます。

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約10分で「福ちゃん荘」に到着。ここは1960年代の終わりに赤軍派が起こした事件の舞台にもなった歴史的な場所。この事件がよど号ハイジャック事件や浅間山荘事件に発展していくのだそうです。今では全くその影も見られませんが・・・。

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それはさておき、「福ちゃん荘」周辺はテントを張るためのキャンプ場になっています。ここからは、唐松尾根を進んで雷岩、大菩薩嶺にいく「唐松尾根コース」と、大菩薩峠に向かう「表登山道コース」の分かれ道でもあります。唐松尾根を登って大菩薩嶺>大菩薩峠>福ちゃん荘とぐるっと右回りで一周するのに3、4時間程度なので気軽に家族で回る方はそのコースが人気のようです。今回は塩山方面に降りるロングトレイルを試みるため「表登山道コース」を進みます。

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「表登山道コース」を進むとすぐにウエスタン映画に出てきそうな「富士見山荘」が見えてきます。このあたりは紅葉の季節、ツツジの季節など季節の折々に様々な木々がその姿を見せてくれる場所でもあります。

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「富士見山荘」の裏手から富士山の凛々しい姿が見えます。ここから富士山三昧で楽しみましょう。

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「勝縁荘」は今でも宿泊できるロッジ。ここまで登り始めて約20分。

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この先長い尾根道が続きます。霜も降りてて木枯らしが吹いてかなり寒かったです。上りもけっこうきつくなります。

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でも程なくして「大菩薩峠」に到着。登り始めて約50分。福ちゃん荘から約40分。標高は1897m。完全に周辺に高い樹木がないので360度の絶景ですが、その分風が吹いていて、今の時期はじっとしていられないくらい寒いです。

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とりえず富士山もよく見えますが、ここでゆっくりと景色が見られたらどんなにいいだろうと思いつつも、あまりの寒さに近くの「介山荘」に駆け込みます。

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小休憩の後すぐに出発、「大菩薩嶺」に向かいます。尾根道はどこまでも続く空の道のようです。写真では素晴らしいんですが、ものすごい強風。ダウンなどを着ていれば体はあまり問題ないんですが、グローブを岩登り用の薄いものしか持っていなくて、完全に手が悴んでしまいました。

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でも刻々と変わる富士山の景色はこの世のものとは思えないほど幻想的です。

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まず最初に出くわす岩山が「親不知の頭」。ここは「大菩薩峠」よりも標高が高いためさらに眺めは良くなります。

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岩山に登ってイエーイ!

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続いて尾根は野原を下ります。絶景であることは間違いないですが、とにかく寒い・・。

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「賽の河原」に到着。とは言っても避難小屋があるくらいで単なる野っ原。実は明治時代の初めころにはここが「大菩薩峠」だったそうです。この場所はやはり当時から雪風が強く、遭難者が続出したということから現在の「大菩薩峠」に茶屋を移動したんだそうです。でも今の「大菩薩峠」も風はスゴイです笑。

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さらに尾根道は続く・・・。

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富士山が綺麗です、手前に見えるのは「大菩薩湖」。

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標高2000mの標識の場所に到着。ここが「神部岩」と呼ばれる場所だそうです。

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そして「雷岩」に到着。ここが福ちゃん荘からの唐松尾根コースとの分岐になっている場所。ここまで「大菩薩峠」から45分。

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「雷岩」といっても、ちょっと岩が盛り上がっている程度で、さきほどの「親不知の頭」ほどゴツゴツしていません。

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9時10分のバスに乗って来ると、ちょうどこのあたりがお昼の時間。ここまで来るとなんとか強風も和らいで、みんな地面に座ってランチをしていたので私も富士山の絶景を眺めながらここでランチすることにしました。ということでここまでが「新春!大菩薩嶺トレイル」の「前編」。後編ではいよいよ日本百名山「大菩薩嶺」を登ります。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回の「新春!大菩薩嶺トレイル(後編)」でまたお会いしましょう。


2014/12/26
【第95回】年末ご利益ハイキング:(再録)お台場初日の出コース

■ルート概要:田町駅⇒レインボーブリッジ⇒お台場海浜公園⇒デックス東京ビーチ
■歩行距離:約4.2キロメートル(約2時間:観光含む)
■歩数:約7000歩
■想定消費カロリー量:約280キロカロリー
■今回のご褒美:お台場でグルメ堪能
■タイトル:年末ご利益ハイキング:(再録)お台場初日の出コース
■ルート概要:田町駅⇒レインボーブリッジ⇒お台場海浜公園⇒デックス東京ビーチ
■スタート地点:田町駅
■ゴール地点:デックス東京ビーチ
■歩行距離:約4.2キロメートル(約2時間:観光含む)
■歩数:約7000歩(歩幅60センチとして計算)
■想定消費カロリー量:約280キロカロリー(100歩約4キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:お台場でグルメ堪能


大きな地図で見る

今年のウォーキングを締めくくるは、以前に歩いた「お台場イルミネーション&初日の出ウォーク」の再録をお送りします。So-netの「2014冬特集」なども参考にコースをご確認ください。

フジテレビ本社ビルがあることで有名な、あのお台場にかかるレインボーブリッジは、横浜のベイブリッジと共に良くご存知のことと思います。でもこれを歩いて渡れるってご存知でしたか?

レインボーブリッジは、通常は(11月~3月)10:00~17:30に遊歩道が開放されているのですが、12月31日17時から元旦10時にかけては、特別に開放されるそうです。なので橋の上で初日の出が見られるというわけです。

ちなみにレインボーブリッジの遊歩道は、芝浦側入口から台場側入口(出口)まで全長1.7キロ。橋の高さは海面から約50メートルだそうです。

そして到着したお台場では、年明けもいくつかの場所で美しいイルミネーションイベントも開催中。「お台場・汐留・品川・豊洲のイルミネーション」

Googleマップ設定は、経路検索画面で、スタート地点に「田町駅」、ゴール地点に「デックス東京ビーチ」を入力。それではいよいよスタートです。

JR田町駅.jpg
JR田町駅

まずは田町駅を芝浦側に出て、海岸通り方面に直進していきます。

前方にレインボーブリッジ.jpg
前方にレインボーブリッジ

新芝橋を渡り芝浦三丁目交差点越えるとちょっと大きな渚橋。さらに直進して潮騒橋を渡るころには、前方にレインボーブリッジが見えてきます。

レインボープロムナード入口.jpg
レインボープロムナード入口

さらに直進するとレインボープロムナード入口と書かれた看板が出てきますので標識に沿って進むと遊歩道の芝浦入口になります。

頭上にレインボーブリッジ.jpg
頭上にレインボーブリッジ

さていよいよレインボーブリッジ遊歩道の芝浦側入口に入ります。頭上には巨大なレインボーブリッジが見えます。

サウスルートの看板.jpg
サウスルートの看板

芝浦側入口に到着。ここで決断、南東側を見ながら歩くか(サウスルート)、北西側を見ながら歩くか(ノースルート)を選択しなければなりません。初日の出を見るときはサウスルートを選んでください。

レインボーブリッジに上がったところ.jpg
レインボーブリッジに上がったところ

エレベーターで7階まで上がって外に出ると、そこはもうレインボーブリッジの上です。あとはお台場に向かって歩くのみ。

房総半島まで見える.jpg
房総半島や海ほたるまで見える

(サウスルートの場合)右手には東京湾をはさんで、フジテレビ本社ビルや、遠くは海ほたる、そして房総半島が見えます。ちなみに橋から転げ落ちないように、ほとんどが金網で覆われていますが、写真を写す際には、レンズを金網の間に入れて写せばきれいな写真が撮れます。また、少し進めば、金網なしの場所もありますのでご安心を。

ゆりかもめが走っている.jpg
ゆりかもめが金網の中を走ってる

遊歩道を歩いていると、車道をはさんで、ゆりかもめが走ってるのが見えますよ。

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このあたりで台場を眺めながら初日の出

いよいよお台場に近づいてきました。レインボーブリッジ遊歩道には休憩場所が2ヶ所、ここが初日の出観覧スポットになると思います。ちなみにお台場という名称は、江戸時代に海から進入する敵艦を迎え撃つための砲台を置くための台場として埋め立てられた場所の名残なんです。橋から見るといくつもの台場がありますよね。第1台場など番号が振られていますよ。

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レインボーブリッジの台場側出口

そしてあっという間にお台場側出口に到着。その先にお台場海浜公園があります。

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お台場海浜公園

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かもめたち

海浜公園に到着。カモメがたくさん、夕暮れどきのお台場の風景は素晴らしいです。

お台場の夕暮れ.jpg
お台場海浜公園の夕暮れ

さあ、デックス東京ビーチに到着。

デックス東京ビーチ.jpg
デックス東京ビーチ

ここで一応のゴールです。お疲れ様でした。今回はここからがデラックスショット。イルミネーションがスタートする17時まで待ちましょう。

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台場メモリアルツリー

まずは、デックス東京ビーチ横にある「台場メモリアルツリー」。今回で17回目を迎えると言いますから、フジテレビがここに移転してからもう17年もたっちゃったんですね。(2012年当時の模様です、今年は別の催しになっています))

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アクアシティお台場のイルミネーション(2012年当時のイベントです)

デックスのデッキに沿って、自由の女神のいる南方面に進めば、アクアシティお台場イルミネーション。

お台場の自由の女神とレインボーブリッジ.jpg
自由の女神とレインボーブリッジ

そして自由の女神を見ながらレインボーブリッジが7色に輝いて見れます。

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フジテレビ・キラキラ WINTER LAND

その先に進むとフジテレビ本社ビル。フジテレビでは1月4日まで「冬フェス+フジテレビ」を開催中。タレントショップやイルミネーションなども見られます。

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ビーナスフォート・館内イルミネーション(2012年当時の模様です)

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ビーナスフォート・館内イルミネーション(2012年当時の模様です)

さてせっかくお台場に来たので、ちょっと足を伸ばして、東京テレポート駅の先にある「ビーナスフォート」にも行ってみました。これが大当たり。ビーナスフォート館内がイルミネーションで埋め尽くされています。今年も「VenusFort Illumination 2014-15 Night Venus ~Light for wishing 希望の光~」は年明け3月15日まで開催されています。

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ビーナスフォート・クリスマスツリー(2012年当時の模様)

いかがだったでしょうか。年末ご利益ハイキング:(再録)お台場初日の出コース。お台場の初日の出スポットは、レインボーブリッジのほか、「テレコムセンター展望台」もありますのでご確認を。

カラダを動かすと同時に、頭を楽しませるこの「スマートフォンでスリムアップウォーキング」。単にウォーキングするだけではなく「視覚を刺激」しながらのウォーク運動は、健康と元気を取り戻すと共に、心からもカラダをスリムにしてゆきます。では次回のスマスリウォークでまたお会いしましょう・・・。


2014/12/04
【第94回】年末ご利益ハイキング:弁天洞窟周辺コース

■ルート概要:京王よみうりランド駅⇒穴澤天神社⇒弁天洞窟(威光寺)⇒妙覚寺⇒稲田多摩川原⇒京王多摩川駅
■歩行距離:約7.0km
■歩行時間:約2時間
■歩数:約12,000歩
■想定消費カロリー量:約480キロカロリー
■今回のご褒美:絶品プリン
■タイトル:年末ご利益ハイキング:弁天洞窟周辺コース
■交通・ルート:
◎出発駅:京王よみうりランド駅
◎中継地点:穴澤天神社
◎中継地点:よみうりランド丘の湯
◎中継地点:弁天洞窟(威光寺)
◎中継地点:ありがた山石造物群
◎中継地点:妙覚寺
◎中継地点:エッソGS
◎中継地点:馬頭観世音塔
◎中継地点:稲田多摩川原
◎到着駅::京王多摩川駅
■歩行距離:約7.0km※歩幅60cmとして
■歩行時間:約2時間
■歩数:約12,000歩※実測
■想定消費カロリー量:約480キロカロリー(100歩約4キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:絶品プリン



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。いよいよ2014年も今月で終わり。年末はご利益のある場所を探索しながら健康ウォーキングを楽しみましょう。

ということで都内のパワースポットとして洞窟(鍾乳洞)をしたところ、都内周辺の洞窟というと奥多摩の「日原鍾乳洞(にっぱら)」や武蔵五日市の「大岳鍾乳洞」などが有名らしいんですが、どちらも都心からだと少々遠いので、どっかにほかにないのかなと探していたところありました。なんとよみうりランドのすぐそばにある「弁天洞窟」。

「弁天洞窟」は新東京百景にも登録されている都内屈指の霊場ということで喜び勇んで行ってみました。ところが残念ながら弁天洞窟は崩落の危険性があるということで当分の間立ち入り禁止となってしまっていました。

なので「弁天洞窟」には入場できないんですが、洞窟のある「威光寺」には参拝でき、またここ周辺にはいくつものパワースポットの神社やお寺が集中しているということで、「弁天洞窟周辺ウォーク」として紹介いたします。それでは早速スタートしましょう。

旅行の検索は、So-netの「年末年始泊まれる宿」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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まずは京王線のよみうりランド駅を北側に出ます。

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「穴澤天神社」の標識を頼りに京王線の下をくぐります。

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上り坂を進むと、駅から約15分で「穴澤天神社」に到着。紀元前からあったとされる古い神社で、屈指のパワースポットです。

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神社で参拝を済ませたら、神社横の駐車場のようなところから、ここは上らないでしょうという石段を上って山の中に入って行きます。上がったところに「小沢城跡方面」と小さく書かれた看板があります。

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いきなりけもの道になります。今回はトレッキングではないのですが、少しその気分も味わえます。この山の中に戦国時代、北条氏が上杉勢を退けた場所にもなったという「小沢城跡」があるらしいのですが、特に城跡のような広場も見当たらず、道なき道を上るとあっという間に舗装道路に出ました。

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読売ジャイアンツの室内練習場を過ぎて駅とよみうりランドをつなぐロープウェイの下をくぐります。

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よみうりランドを道沿いから覗くことが出来ます。これはシンボルでもある観覧車。

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その先「よみうりランド丘の湯」を越えると、見晴らしのいいところあり。知らず知らずの間にずいぶん上ってきました。ここまで駅から約30分。

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ぐるっとUターンする感じで車道を進み、街道沿いに現れたのは「アート喫茶コンティーナ」。コンテナで出来ています。周りには雑多なブロンズ像などのアートが置かれています。ここまで駅から約45分。

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その先ぶどう園を越えたあたりで「威光寺」の看板を右折。

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なんと「弁天洞窟」は「閉鎖」の文字が・・・。

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そのまま威光寺に入ってみると・・・

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「弁天洞窟」はあるものの柵で閉じられていました、残念・・・。都内にある洞窟はとても珍しいので、再開されることを願ってます。ちなみにこの洞窟、1500年も前からあったようです。ここまで駅から50分。

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それにもめげず、威光寺で参拝したあと、矢野口へ向かう道から途中を左折して少し上ったところに次のパワースポット「ありがた山石造物群」。写真の共同墓地の奥の「ありがた山」を上って行くと約4000体の石仏が並んでいます。

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そして室町末期に足利義晴が開山したとされる「妙覚寺」。ここまでスタートから約1時間。

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ここまででメインのスポットほぼ終了。あとは京王線のガードをくぐって、健康ウォーキングで京王多摩川駅に向かいます。エッソGSの先を右折して「弁天通り」を進みます。

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南武線を越えて、その先の多摩川手前に「馬頭観世音塔(ばとうかんぜおんとう)」。馬が行き交う人々や渡船を利用する人たちの交通安全祈願として建てられたものと言われています。

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矢野口渡船場跡を横目に「稲田多摩川原」交差点。ここから多摩川を渡ります。スタートから1時間20分。

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そして多摩川沿いを進んで、京王線ガードをくぐって駅に向かいます。写真は多摩川沿いから見たよみうりランドに残る鉄塔。この鉄塔は以前あったスキージャンプ台の名残だそうです。

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そして京王多摩川駅でゴール。お疲れ様でした。よみうりランド駅スタートからちょうど2時間でした。

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年末ご利益ハイキング:弁天洞窟周辺コース、いかがだったでしょうか。洞窟が閉鎖されていたのは残念でしたが、一味違った年末年始祈願にぜひこのコースをご活用ください。今回のご褒美は駅のすぐそばのレストランで絶品プリンをどうぞ召し上がれ。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2014/11/20
【第93回】紅葉&ご利益ハイキング:高尾山稲荷山コース

■ルート概要:高尾山口駅(稲荷山コース)⇒稲荷山展望台⇒高尾山頂⇒吊り橋⇒浄心門⇒琵琶滝⇒高尾山口駅
■歩行距離:約8.5km
■歩行時間:約3時間30分
■歩数:約14,000歩
■想定消費カロリー量:約650キロカロリー
■今回のご褒美:山頂茶屋で山菜とろろそば
■タイトル:紅葉&ご利益ハイキング:高尾山稲荷山コース
■交通・ルート:
◎出発駅:高尾山口駅
◎中継地点:稲荷山コース入口(清滝駅)
◎中継地点:旭稲荷
◎中継地点:稲荷山展望台
◎中継地点:琵琶滝分岐
◎中継地点:高尾山頂
◎中継地点:(四号路)吊り橋(みやま橋)
◎中継地点:浄心門、蛸杉、茶屋
◎中継地点:(二号路分岐)琵琶滝
◎中継地点:(六号路)清滝駅
◎到着駅::高尾山口駅
■歩行距離:約8.5km※歩幅60cmとして
■歩行時間:約3時間30分※休憩含む
■歩数:約14,000歩※実測
■想定消費カロリー量:約650キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:山頂茶屋で山菜とろろそば


自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。今年も残すところあと2カ月。前回に続き、首都圏でのマイ・ベストご利益&紅葉ハイキング「鎌倉」に続いて今回は「高尾山」。

高尾山は以前にもスタンダードなコースをご紹介しています。

■【第55回】高尾山:新緑と精進料理を満喫・GW日帰りツアー気分ウォーク

なので今回はちょっとトレッキング気分も味わえるワイルドなコースにチャレンジしてみます。とは言っても入門者の方でも気軽に行けるところがこの高尾山の良いところ。それでは早速スタートしましょう。

旅行の検索は、So-netの「11月の三連休に泊まれる宿」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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まずは京王線高尾山口駅を下車。現在駅の工事中。年間300万人の観光客が訪れ、世界的な観光ガイド「ミシュラン」でも三ツ星観光地に選ばれている高尾山。平成27年度春の完成を目指して、駅舎の建て替えや周辺の整備が始まっています。なんと駅舎のデザインは世界的な建築家・隈研吾氏が担当。このために温泉を掘り当て、駅前には温泉施設も出来るそうです。楽しみです。

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駅の脇を進むとすぐにケーブルカーの発着所「清滝駅」に到着。健脚でない方はケーブルに乗って中腹まで行くんですが、我々は当然歩きです。

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清滝駅のすぐ左わきに「稲荷山コース入口」があります。

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土の階段が続き、一気に山の中に入って行きます。

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登り始めて約10分で狐の石像がある「旭稲荷」に到着。さらに階段が続きます。

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稲荷山コースは高尾山のハイキングコースの中でも比較的健脚向きのコース。にもかかわらず紅葉シーズンと相まって正直込んでます。でもケーブルや一号路は超渋滞中なのでそこよりはましって感じ。

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わんちゃんもリュックに入って登ってます。

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登り口から約40分、高尾山口駅から約50分で稲荷山展望台に到着。あずまやがあって休憩もできます。

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ここは標高約400m。すでに新宿副都心の都庁なども良く見えます。

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なんとこのあたりにはめずらしく木道になっています。地面が湿地になっているんでしょうか。この先に琵琶滝に降りる分岐があります。

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上り始めて約1時間10分で五号路とぶつかります。五号路は山頂をぐるっとまわる周回コース。

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ここから一気に心臓破りの木の階段を上れば・・・。

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高尾山山頂に到着。標高590m。コース入口から1時間20分、高尾山口駅から1時間30分でした。この日はかなりの晴天でしたが、伊豆の大室山は見えるんですが、その右隣りにあるはずの富士山がどうしても雲に入ってて見れませんでした。

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山頂は相変わらずの大賑わい。紅葉もベストタイミング。

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この大混雑のなか、タイミング良くおきにいりのやまびこ茶屋で、高尾山名物「山菜とろろそば」を堪能。

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十分休憩も取っておなかも満足したら、帰りは四号路で吊り橋を通って行きましょう。そのためにビジターセンターの先の分岐まで下ります。

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四号路の下りはいきなり木道の階段で森に入って行きます。

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下り始めて約20分で吊り橋(みやま橋)です。高尾山にもこんな場所があるんですね。初めて来ました。

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橋を渡ってすすめば、一号路とぶつかります。下り始めて約30分。ここがいつもの「浄心門」。本殿のある薬王院への入口になります。

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一号路を「タコ杉」を越えてその先のお茶屋街へ。ここまで下り始めて約40分。おみやげを買いたい方はここで物色しましょう。おすすめは高尾山印のTシャツや手ぬぐいかな笑。

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十一丁目茶屋さんの先に二号路分岐と書かれた下り口。『この先、琵琶滝方面への道は「上級者向き」です。』と書かれた看板があります。ちょっとビビりますが、稲荷山コースを上って来られた方なら問題ありません。

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再びけもの道に入ります。最初は階段、そのあとが岩や石がごろごろした下り坂。

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下り始めて約1時間、茶屋先の下り口から約20分で琵琶滝に到着。前回に訪れたときにも書きましたが、昔、琵琶の音がするので行ってみると琵琶を弾く白髪の老人がいて、その老人に悟りの道を教えてくれというと後ろから滝が現れたことから、ここが修行僧の集まり場所となったという言い伝えからこの名称が付いています。

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あとは六号路を下るのみ。琵琶滝から約20分、頂上から下り始めて1時間20分で六号路の上り口到着。

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高尾山頂から約1時間40分、お茶屋さん先の下り口から約1時間で高尾山口駅でゴール、お疲れ様でした。写真はケーブル駅の直前で露店で売っていた地元の果物と野菜。ぶどうの甲斐路を購入しましたが、新鮮で味も文句なしでした。

紅葉&ご利益ハイキング:高尾山稲荷山コース、いかがだったでしょうか。「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


2014/11/09
【第92回】紅葉&ご利益ハイキング:鎌倉六国峠コース

■ルート概要:金沢文庫駅⇒金沢動物園⇒天園峠⇒鎌倉宮⇒鶴岡八幡宮⇒鎌倉駅
■歩行距離:約12.0km
■歩行時間:約4時間※休憩含む
■歩数:約20,000歩
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー
■今回のご褒美:鎌倉の紅葉と天園峠でおでん、そして鎌倉キャラウェイのビーフカレー
■タイトル:紅葉&ご利益ハイキング:鎌倉六国峠コース
■交通・ルート:
◎出発駅:金沢文庫駅
◎中継地点:能見堂跡
◎中継地点:釜利谷(かまりや)市民の森
◎中継地点:金沢動物園
◎中継地点:金沢市民の森湿原
◎中継地点:天園峠
◎中継地点:ペルソナ鎌倉二階堂
◎中継地点:鎌倉宮
◎中継地点:鶴岡八幡宮
◎到着駅::鎌倉駅
■歩行距離:約12.0km※歩幅60㎝で計算
■歩行時間:約4時間※休憩含む
■歩数:約20,000歩
■想定消費カロリー量:約1000キロカロリー(100歩約5キロカロリーとして計算)
■今回のご褒美:鎌倉の紅葉と天園峠でおでん、そして鎌倉キャラウェイのビーフカレー



自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで楽しむのが「スマスリウォーク」。あっという間にもう年末。そこで秋の紅葉も楽しめて、年末にも使えるご利益ハイキングコースをいくつかご紹介したいと思います。

首都圏でのマイ・ベストご利益&紅葉ハイキングと言えば「鎌倉」と「高尾山」。その中で今回は鎌倉の穴場コースをご紹介。鎌倉はコースアプローチのバリエーションが多彩で、これまでにも鎌倉周辺で人気の5コースをすでに紹介しています。

【第75回】早春ゆる山めぐり:鎌倉・六国見山ハイキング
【第40回】鶴岡八幡宮例大祭直前!西鎌倉から極楽寺:鎌倉山ウォーク
【第35回】杉本寺から逗子マリーナ・夏フェス下見ウォーク
【第30回】北鎌倉から杉本寺:鎌倉アルプスウォーク
【第15回】極楽寺から鶴岡八幡宮:初詣鎌倉極楽ハイキングウォーク

今回はこのどれとも違う穴場中の穴場。それが金沢文庫から大平山の天園峠の茶屋にアプローチする「六国峠コース」です。私も初めてのチャレンジです。

前回は「六国見山」、今回のは「六国峠」似ていますが全く場所が異なります。ネットで調べると「天園は伊豆、相模、武蔵、安房、上総、下総の六ヵ国を眺望できることから六国峠とも呼ばれています。」とありますので、天園茶屋のあたりが六国峠のようです。確か「六国見山」も全く同じような解説がありましたが、あれは「六ヵ国を眺望できる山の頂き」ですね。今回は「峠」のほうを目指します、それでは早速スタートしましょう。

旅行の検索は、So-netの「11月の三連休に泊まれる宿」や、「クラブツーリズム」の「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。

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鎌倉でのハイキングだと、通常は、北鎌倉や鎌倉、西鎌倉などからのアプローチが多いですが、今回のスタート地点は京浜急行の「金沢文庫駅」です。

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駅の西側を北に向かって行くと「六国峠ハイキングコース」の看板が見えてきますので、それに添って住宅街に入っていきます。

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なんと六国峠入口は住宅の横の階段

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この周辺は「能見堂緑地」という大きな自然公園になっています。林道を進んだり階段を上ったりしながら自由に進んでいきます。

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ほどなくして「能見堂跡」に到着。金沢文庫駅スタートしてから約20分。

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能見堂は17世紀に芝の増上寺から子院として移設した地蔵菩薩寺だったそうです。ここで明(ミン)から渡来していたお坊さんがその絶景を漢詩に詠んだのが「金沢八景」の名の由来になったそうです。なので「金沢八景根元地」の墓標が立てられています。

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この先もコースは縦横無尽に進んでいきますが、私は不動池を見たかったので、池の畔まで一度降りてみました。

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再び石段を上り、「滝不動」の社を通ってさらにコースを進みます。

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すると知らず知らずのうちに「横浜横須賀道路」の上を越えて住宅街に隣接した「能見堂緑地入口」に出ます。このあたりまででスタートから約1時間。

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再び「横浜横須賀道路」の下をくぐって高速沿いを進みます。

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すると木板が続いて・・・

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「釜利谷(かまりや)市民の森」に到着。ここまでスタートから1時間15分。

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公園内を進むとすぐに「金沢動物園」の入口に到着。実はここは金沢自然公園の入口。動物園はこの中をずっと行った先にあるようです。ここで少し休憩を取ります。

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金沢自然公園は平成4年に16年の歳月をかけて完成された約60ヘクタールの広大な公園。動物園や植物園、そしてレストラン・遊技場なども隣接しており、430種類14万本の植物が植えられているそうです。

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動物園は「コアラ」が有名だそうです。いまいるところはこの地図で言うとニコニコゲートをくぐったところ。休憩が済んだら「シダの谷」に向かいます。

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金沢自然公園の周辺は首都圏でも珍しい湿地帯。公園入口から約5分で、木道を歩きながら生い茂るシダが観察できる「シダの谷」に到着。

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再び「横浜横須賀道路」の脇を通り過ぎ・・・

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その先を再びけものみちに入るとシダ群生を分けるように上り階段が続きます。

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ここで「横浜横須賀道路」を横断(釜利谷陸橋)していよいよ鎌倉の山に入っていきます。ここまで金沢自然公園入口から約30分。スタートからは約1時間50分。

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この先は「鎌倉天園」の標識に向かって、ひたすらけものみちを進みます。

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鎌倉の山間で楽しいのがこの「切り通し」。鎌倉時代に作られた要塞のようなこの地形に迷路のような「切り通し」が無数に作られたようです。

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たまに見晴の良い所に出ます。紅葉も見れます。実はこの途中に「大丸山」(156.8m)という横浜市の最高峰があるそうなんですが、現在通行止めのようです。上る道すらわかりませんでした。大丸山からの眺めも素晴らしいようなんですが・・・。

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ということでようやく馴染みのある「天園休憩所」の看板が見えてきました。ここを左側の道にそって進みます。

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天園峠の茶屋に到着。自然公園から約1時間10分、スタートから休憩合わせて2時間30分。もうどなたもいらっしゃいません。

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スタートが遅かったため、この時点でもう16時30分を越えてて、閉店してると思ったらまだやっててくれたので、おでんをごちそうになりました。おでんと言ってもうどんが入ってます笑。

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天園茶屋の女将さんから「今日はうちのネムノキが久々に咲いたのでいいことあるよ」と言ってくださいました。このネムノキはとっても神秘的です。

27.IMG_0460.jpg.
このままゆっくりしてたら懐中電灯で照らしながら下山しなきゃならなくなるので、さっさと下山を始めました。このあたりはいつも森に囲まれてて地面がつるつるしているので気をつけて歩かねばなりません。

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天園茶屋から約15分で、なんとか真っ暗になる前に、道に電灯のある場所に到着。Googleマップにペルソナ鎌倉二階堂と書かれてますが、そんな建物は見つかりません。

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あとはお馴染みの鎌倉の街を歩く感じで「鎌倉宮」を通ってだらだら歩けば「鶴丘八幡宮」に到着。あたりは真っ暗です。とりあえずここでゴール、お疲れ様でした。天園茶屋から55分(けっこうありました)。スタートからは休憩入れて3時間55分でした。

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紅葉&ご利益ハイキング:鎌倉六国峠コース、いかがだったでしょうか。今回のご褒美は天園茶屋で食べたうどん入おでんと、ゴールのあとに立ち寄った鎌倉名物「キャラウェイ」のビーフカレー。昔ながらのカレーなんですが、安くてボリュームたっぷりなので、この日も長蛇の列が出来てました。

「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリでまたお会いしましょう。


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